太らない人の、たった一つのルールは?

普通にしてたら太ってしまう…
ダイエットしたのにリバウンドしてしまった…

太りにくい体質の人は世の中にいるかもしれませんが、それだけが体型を左右するわけではありません。

むしろ太ってしまう人と太らない人の違いは、ちょっとした意識の違いにあります。

それは、

お腹が膨れたら食べない

ただそれだけです。

そんな簡単なことと思うかもしれません。

でも実際に、太らない人は、お腹がいっぱいになったと感じると食べるのをやめます。

お腹が減ってなければ食べ始めない、お腹いっぱいになったら食べるのをやめる

たったそれだけのことで、必要以上に体重が増えることを予防できるのです。
本来人間はそういう風にできているんです。

 

食べる理由を勝手に作らない

太ってしまう人は、「お腹いっぱいかどうか」ではなく、別のことをバロメーターにして食事をしている可能性があります。

例えば、

好物だから食べたい

珍しいメニューだから食べてみたい

食べ放題だからいっぱい食べないと

今日運動したから食べても大丈夫

残したらもったいない

朝昼夜きっちり食べないといけないから食べる

などなど、食べる理由というのは無限に創出できます。

お腹がいっぱいなのに、何かと理由をつけて食べてしまっているのです。

そうは言っても、出された料理を残したりするのは…
など、食べざるをえない、もしくは食べた方が良いときもあります。その時は仕方ありません。

その時は「お腹いっぱいだけど食べる」という意識をしっかり持つことが大切です。
次の日に制限すればいいのです。

食べる理由を勝手に作らないことが大事です。

 

お腹との対話をする

「好きだから」「もったいないから」など、自分で理由を作ってしまっている場合は、先ずお腹との対話を試みましょう。

太らない人は、知らず知らずのうちに満腹感を意識しながら食べています。

本当に食べたいと思っているか?
単に味わいたいだけじゃないか?

とお腹に聞いてみるのです。

味わいたいだけなら、食べるのをやめましょう。

太らない人は、味わうよりもお腹が満たされているかどうかを優先させています。

自分の好きなものでも、
「もうお腹いっぱいだから」
と言って目を背けることができるのです。

 

食べたいものを食べたい時に食べたい量だけ食べられる

そんなばかな、と思うかもしれませんが、「お腹いっぱいだと感じたら食べない」というルールを課せば、
食べるもの、時間、量など関係なく、身体は太りません。

人間の身体は、必要ないものは要らないとサインを出すようにできています。

夜中食べると胃がもたれる

たくさん食べたり飲んだりした次の日の朝は食欲がない

濃いものを食べたらあっさりしたものが欲しくなる

身体は、いつも高カロリーなものを欲しがるわけではありません。

「要らない」というサインをしっかり出すようにできてるのです。
太らないためには、そのサインをスルーしないことが、何より重要です。

それさえできれば、いつどんなものをどれだけ食べても大丈夫なのです。

 

お腹いっぱい = 満腹 ではない

では、お腹いっぱいというのはどんな状態でしょうか。
この場合、たらふく食べて、もう食べられないという状態とは違います。

太る人は、特に外食の時など、もう食べられないと限界を感じるまで食べる傾向があります。

お腹が満たされていても、「まだ食べられる」と言って食べてしまうのです。

食事を止めるタイミングは、お腹が満たされた時です。
お腹が満たされた腹八分目の時に、お腹いっぱいと言えるのが、身体に正直な食べ方です。

逆に食事を始めるタイミングは、

お腹が空いた時

が最適です。
口さみしいだけの時は、お腹がが食べ物を欲してるとは言えません。

お腹との対話をして、お腹が欲しがった時にちゃんと食べれば、太ることはありません。

 

意識一つでリバウンドも防げる

リバウンドは、身体のエネルギーの消費が減ること、満腹中枢が刺激されにくくなることで起こります。

ダイエットで制限してた分を元どおりにしただけで、体重が以前より増えてしまうというものです。

しかし、食べる量を元に戻す時、その裏側で、「もう我慢しなくていい」と開放的になって食べ過ぎていないでしょうか?

お腹いっぱい食べたい という意識が働いていないでしょうか。

リバウンドは確かに身体のメカニズムも一つの原因として言われていますが、それよりも精神的な原因が多いように思います。

お腹いっぱいになったら食べるのをやめる
お腹が空いてなければ食べない

ダイエット前にこれが守れていなかった人は、ダイエット後に食事を戻しても太ってしまいます。

痩せた後、このルールを意識付ければ食事の仕方そのものがかわり、リバウンドも防げます。

 

結局太る人は食べ過ぎている

普段の生活で運動やカロリー計算で緻密に太らないよう計算できる人はほとんどいません。
食べたい時に理由づけとして言っている人を見かけることがよくあります。

結局、自分の空腹感、満腹感が一番信用できるのです。

また、自分のその時食べたいものを食べるというのは、その時足りない栄養素を身体が欲しがっているのであり、理にかなっています。

運動したから、カロリーが低いから…と言いながら食べて、で実際に太らない人になれたといった話はあまり聞きません。

お腹の声に正直に耳を傾けられないが故に、普通に食べてるのに太る ということになるのです。

私は過去に10キロのダイエットに成功し、それからこのルールを課してから戻っていません。

このルールは「痩せる」ものではありませんが、現状維持はできます。

太る人は、結局のところ食べ過ぎているのです。

太らない人は、お腹と相談するのが上手です。

自分の身体を信じて食事の仕方を変え、太らない人を目指しましょう。