写真を効果的につかったデザインのコツ

写真を効果的につかったデザインのコツを集めてみました。
※例で出ている写真は、わかりやすく作ったサンプルです。

 

枠付き飾り写真風にする

写真の周りに枠を付け、下に影をつけてマスキングテープをのせるとそれらしくなります。
影はドロップシャドウでもいいですが、下の角二つにぼんやり付けるとよりリアルな感じに仕上がります。

img_waku

 

人物などをふんわり見せる

ピンク、オレンジ、黄色のパステルカラーでグラデーションをかけたレイヤーをソフトライトで上に配置すると、人物の肌や白っぽい部分がふんわりと優しい色合いに見えます。
グラデーションを青系にするとくすんだ写真風になったり、いろいろとアレンジもききます。

img_funwari

 

写真の端を裁ち落として全面使用

配置する要素が少なめで、内容を代表する画像がある場合に有効です。
余白なしに端まで画像を配置し、ダイナミックな印象を与えることができます。

img_tatiotosi

 

被写体を切り抜く

商品カタログなどでよく使われる手法です。
主体となる被写体がいくつかあり、にぎやかな雰囲気を出したい時にオススメです。

img_kirinuki
切り抜いた被写体に個々に色背景を置くと、配置に安定感が出ます。
また、輪郭をラフに切り抜くと、コラージュのようなイメージでカジュアルに仕上がります。

img_kirinuki_2
形が面白いものは、切り抜いてメイン画像に持ってくると強い印象が残ります。

 

写真を規則的に配置する

同サイズの写真を互い違いに配置させるなど、パターンを作って規則的にレイアウトするとリズム感が出て整います。
要素が比較的多いものに向いています。

img_kisoku

 

画像をずらす、傾ける

整列させるとスッキリと整った印象になりますが、一部を傾けると、動きが出ます。
要素が多ければポップに、一枚だとダイナミックな印象になります。
文字だけを傾けたり、写真がスライドしているようにずらして配置しても印象が変わります。

img_zurasu

 

シルエットにする

形が個性的なものは、写真そのままではなくシルエットにすると、シンプルでスマートな見せ方をすることができます。
また、モノを特定せず表すことができることも特徴です。

img_silhouette

 

以上、写真を使ったレイアウト、加工の色々でした。

 

参考書籍:「なっとくレイアウト」 フレア著